ホワイトデーに思うこと
バレンタインデーもホワイトデーもお菓子業界の陰謀みたいなもんで、齢50にもなった私が気にする日ではないんですが。
我が家の高1男子から「はい、ホワイトデーやけんこれ」と渡された焼き菓子についほっこりしている午後です。←単細胞^^;
そういえばバレンタインデーには吾郎ちゃんに逢えたんだっけなぁ、同じKINのHさんと一緒に観劇できて幸せで、でも父が上京してきて大変な日々の始まりでもあり…色々ありました、この1カ月。
…なんて、おかげさまで少し落ち着いた状態で振り返っております。
先週月曜にまたしても姉宅から家出した父でしたが、木曜の夜には無事戻りました。
どんな心境の変化なのかわかりませんが、姉にも義兄にも謝罪のメールを書き送り「よろしく頼む」と同居を再開。
何故だか態度がグッと軟化して、コントロール不能だった怒りや不満の感情も穏やかになっているようです。
この週末は、ほぼ問題なく暮らしていて顔つきも以前のような雰囲気に戻ってきたらしいし…病院にも行かずなんの薬も飲んでいないのに何故⁇
まるで「憑いていた狐」が消えたかのようです(^◇^;)
私にも一度、心配かけて悪かったというメールをくれました。
連夜の長電話もピタリと止み、気づけばこの一週間、私は父と喋っていません。
もちろんまだ全てが元どおりではなくて、瞬間的に興奮したりJR相手に?訴訟を起こすなどと言ったりはしているものの、その感情もあまり長引かず夜も早く休んでくれているとのこと…本当になんだったんだろう、この1カ月以上にわたる怒涛の日々は?
またいつ酷い波がやってくるか不明なので、しばらく姉夫婦に経過を観察してもらうしかないかな…というところです。
いずれにせよ早めに、どんな名目でもいいから病院に連れて行って欲しい、と姉に頼みました。
どうかそれまで、父のまあまあ良い状態が続きますように‼︎
2016年は年明けから物凄い揺さぶりがきて、自分自身の大きなテーマからの卒業試験なのかなとは思いつつも、途方に暮れたり泣きたくなったり、人の温かさに感動したり、まだ三月だというのに倍以上の時間が流れた感覚です。
いや、もう何というか、年末?もうすぐ新年?みたいな感覚^^;
年末みたいな感覚といえば、土曜日(3月12日)の「明日へコンサート」ですよ、みなさんご覧になりましたか‼︎
今年も有働アナと中居さんが司会で、震災からの復興をテーマに2012年から続いている番組です。
福島からの生放送だった今回、オープニングでSMAP5人が並んでいるのを見ただけで涙腺がヤバい状態になり、オリジナルスマイルを歌いながら会場に現れてお客さんたちに揉まれている彼らの姿に泣き笑い( ; ; )
これが見たかったんです、こんなSMAPが見たかったの‼︎
忘れもしない1月18日、あの「公開処刑」とまで言われた「生謝罪」からずっと、あの姿を引きずってしまい苦しかったから…そんなスマヲタは数多くいて、だから3月12日の彼らから「あの残像」を上書きしてくれるだけの力強さを感じて、どれだけのヲタが泣いたことか‼︎
明日へコンサートが紅白以上に紅白ぽかったことも手伝い、ツイッター上では「良いお年を」の言葉が乱舞していた夜でした…!
何もかもがしっくりこないあの日の「謝罪」に比べ、どこまでもしっくりくる、私たちがずっと愛してやまないSMAPの姿がそこにありました。
変な並びでもなく、言わされている言葉でもなく、かみしめた唇や握りしめた手のかわりに、見慣れた5人の、純粋な祈りに縁取られた綺麗な魂が、しっかりそこに存在していました。
震災からの復興がテーマなのは100も承知ですが、個人的には今回は「SMAPのルネサンス」も重なって感じられて、忘れられない生放送でしたよ…。
言いたいことはいっぱいあるけど。
でも、ブログに書くよりもスマ友と分かち合いたい気持ちもあるので(笑)、書き残しておきたいことだけ整理せねば(^◇^;)
ポイントは、慎吾なんだよな…と感じています。
あれだけ笑顔の印象が強い人が、あの「謝罪会見」で見せた引き攣った表情。
泣き腫らした目と硬い頬、震える声。
他のメンバーも同様ではあったけど、私の中では一番あの日の慎吾が痛くて重くて。
語った言葉も、鉛みたいに沈殿しました…未消化のまま残っている言葉を、敢えて今、書き起こします。
「本当にたくさんの方々に心配をかけてしまい、そして不安にさせてしまい、本当に申し訳ございませんでした。(沈黙) 皆様と一緒に、また今日から、いっぱい笑顔を作っていきたいと思っています。よろしくお願いします。」
心の底に引っかかったのは、長い沈黙と「笑顔を作っていきたい」という部分。
ビジネスアイドル、なんて半ば自虐的に自分を称したりもする彼だけど、黒いうさぎを心に飼っている彼だけど、確かに時には作った笑顔もあるけど本当の笑顔もたくさん見せてくれる彼だからこそ。
あの日以降のスマスマで慎吾の笑顔を探している自分に気づき、だけど心なしか瞳の奥が笑っていないようで、もっと言えば泣いているようで、他の番組では楽しげな顔も見せてくれるのに、スマスマでは…なんて勝手に感じてしまい…そんな暗い呟きはツイッターにも書けず、(父のこともあったから実際SMAPどころではない日々だったし)、悶々としていました。
明日へコンサートの慎吾は、いい顔だった!まだ硬さみたいなものは感じるけど(個人的感想です^^;)ちゃんと笑っていました。
5人で並んでいる姿からも緊張感は消えて、同じ方向を目指してまた歩き出したんだな…と(私は)感じて、また涙( ; ; )
実際にどんなことがあって、どんなふうに解決してきたのか、或いはまだまだ未解決なのか、この先どうしていくのか、なんにもわからないんですけどね。
彼らにもわからないことがたくさんありそうなんですけどね。
でも、3月12日の5人は間違いなく新しいスタートを切ってくれていた。
そう信じられるんです。
翌日13日には慎吾出演中のドラマ「家族ノカタチ」がありまして、それもなんだかすごく印象に残る回でした。
以下、抜き書きした台詞です。
「笑顔は心の鎧だ。本当の気持ちを隠してくれる。怯えも動揺も怒りも。ほとんどの感情はこれで隠せる。そう、笑顔を作ることで。」
「俺はこうやって嘘をつく。嘘の笑顔と言葉で自分を守る。」
これを今の慎吾に言わせるとは!
何というタイミング、何という真実味、何という残酷さ、かつ、何という救い…。
ドラマの中ではハナコちゃんがいてくれて、無理に笑顔を作らなくていい関係が築けたことにホッとして(あ、ドラマに入り込みすぎ?^^;)、ドラマの外ではリアルハナコがいてくれるのかな、ツヨポンがいるから大丈夫かな、なんてことまで考えて、だけどやっぱり慎吾のパーッと大輪の花が咲いたような笑顔をスマコンで見たいな、と願っている自分に気づいて…なんだろうコレ、母心?^^;
SMAPでは一番年下だから「末っ子」と言われる慎吾さんも、1月31日で39歳になったんですけど。
前にもメンバーのマヤ暦について書きましたけど、慎吾はKIN108(黄色い自己存在の星/赤い蛇)です。
1月で退職された敏腕マネージャーI女史の誕生日は知らなかったのですけど、2月に「おめでとうございます」の文字をツイッターで見かけたので調べてみたんですよ。
驚きました。
I女史、慎吾と同じKIN108だったんです。
同じKINだからと言って同じような性格、似たような運命、価値観が近い、などというわけではありません。
同じような宿題を抱えて生まれてくる、とでもいうのかな。
同じエネルギーを選んで生まれた、というか。
もちろん年齢も性別も違う慎吾とI女史、違うところのほうが遥かに多いでしょうけれども、たぶん共通するテーマはあって、そして魂レベルでの深いご縁があるんだと私は考えます。
同じKINの二人が、長い年月手を携えて仕事していたわけですからね。
小学生の頃からSMAPだった末っ子には、ある意味では母親以上の存在だったのかもしれない…それがあんな形で決別させられて(としか受け取れない^^;)、だから笑顔を「作る」ことすら難しくなったのだろうかと、その時に思いました。
全て勝手な想像ですが。
もっと勝手なことを書きます。
SMAPの、5人の、心からの笑顔を、きっときっとスマコンで見られますように。
いろんなことを乗り越えて、さらに強く、さらに輝く彼らに、きっと会えますように。
こっち(ヲタやらファンやら)も、いろいろ乗り越えて、会いに行きますから。
信じて、待っていよう。
なんか収集つきませんが、まあいいか。
ホワイトデーに思うこと…でした(^◇^;)